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#103 天才幼女のお漏らし

last update Last Updated: 2025-11-29 19:19:37

「さてさてさ~て、私が今度ソロコラボするのは周知の事実だと思うんだけど……その企画について相談したっくてさ。それもあって今回はきつめに注意させてもらったんだよね。」

――聞いてないが!?

――周知の事実ってどこで周知されてんだよ!事務所内か?

――えぇっとその……そんなの聞かされてないぞ!何か行動に移す前にちゃんと事務所の大人に相談しろと言っただろこのおバカ!とのことです。

「何となく誰が言ったのか予想できるけど念のために聞くね。それは誰からの伝言?」

――ピオーネの社長である蒲萄からの伝言ですね。今日分の仕事が終わったのでYURAちゃんの配信をリアタイできることを自慢するために社長室で配信みてたんですよ。で、さっきのが聞こえたみたいで……

「Oh No……」

――とりあえず聞きたいんやがなんで社長室で配信見てんねん!!

――だってその方が面白いじゃないですか。仕事で配信を見れずにいる社長に顔がほんっとうに面白くて!普段は腹立つくらいに飄々としてるのに今日はぐぬぬってしてましたもん。

――それはさすがに草

――これで明日からも社長の秘書を頑張れそうです!おっと失礼、おっさんが戯言を……

「ちょ、秘書のお姉さん!?仮にも社長に対しておっさんは……」

――なんせ業務時間外なもので

――つ、つえぇぇぇぇ……

――かっこいい……うちもこうなりたい

――うわ、まーたあの会社は軽率に人の運命を狂わせる

――ありゃりゃ、未来の女傑が一人増えちゃったよ。上司さんの苦労が偲ばれるね

「あはははは……なんか私はこの後怒られるの確定みたいだから開き直って告知タイムと行こうか!次回から始まるのは私の配信生活の新章!やりたかったことを我慢するのはもうおしまい!今まで時間がなくてやれてなかったことも今ならできる!我がVTuber部門の体制も整ってきたし、クソ親父関連の心配事も綺麗さっぱりなくなった今が好機!そろそろ本格的に動いていくよ!これまでの序章に過ぎないのさ!」

――え!?序章?アレで?ま?

――言われてみればイベントらしいイベントはなかった気がする

――いや、お前らユラちゃんに毒されすぎやて十分好き勝手やってたろ!

――でもユラちゃんとしては大人しいやろ!ライブもやってないし即売会に参加もしてない。そこら辺がついに動くってことやろ?めちゃくちゃ楽しみやん!

――いや、まだ1年目やねん
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     えーっと……とりあえず事の顛末を説明をしようと思う。ゆかりママが鼻血を大量に垂れ流してぶっ倒れました。とりあえずゆかりママを回収してタクシーでママの家に送ってから家に帰った。「由良ちゃんほんっとにごめんなさい!せっかくデートに誘ってくれたのに私興奮して鼻血出して倒れちゃったばっかりに……。この埋め合わせは後日必ずするから!ほんっとにごめんなさい!」「大丈夫だって!私は全然気にしてないからさ?ね?あ、そうだ!私ゆかりママにお願いしたいことがあってさ、それで今回のことは全部チャラってことにしよ!それならゆかりママも気持ちが楽になるでしょ?」「わかった!その由良ちゃんのお願いを私命懸けで叶えてみせる!なんっでも私に言ってちょうだい!」 いや……そんな覚悟ガンギマりになる必要は全然ないんだけど。ま、まぁいいや。とりあえず話せば肩の力を抜いてくれるでしょ!「実はかくかくしかじかで……」 私はライブをしたいこと。だけどなかなか他のVTuberさんとの繋がりが持てていないこと。だからゲスト役として別名義でも活動をしてセルフコラボとも言うべき変なことをしようと思っていること。そのアカウントの登録者に下駄を履かせるためにコラボを計画していてその一人目をゆかりママに頼みたいことを話した。「なるほどコラボかぁ……でもYURAちゃんとは別のVTuberさんとしてだから初対面のフリをしなきゃいけないわけね!おっけー任せて!全身全霊でその役目をやらせてもらうよ!」「あの……もう少し肩の力を抜いて欲しいな?だってそんな初のコラボで肩肘張ってたら怪しいじゃん?もっと普通のコラボの感じで頼むよ!」「わ、わかった!全力で肩の力抜く!任せて!」 だ、ダメだこりゃ……。どうすっかなぁ。まぁ基本的にはゆかりママ人見知りというかぼっち気質だから初めてのコラボ相手で緊張してるってことでごまかせないこともない……のかな?まぁどうしようもなさそうだしなんとなーく上手いこと私の方でフォローすればいいか。「じゃ、当日はよろしくねゆかりママ!また鼻血出してぶっ倒れるのだけはやめてよね〜?」「う、うん!あの時の挽回の機会だからね!今度はそんなことしない!」 心配だなぁ……

  • 憧れに手を伸ばせ   #106 ショッピングデート①

     ふんふふんふふーん♪いや〜ゆかりママはどんな格好で現れ……ってなんでさっそく絡まれてるんすかねぇ。「ねぇお姉さん一人〜?ちょっと俺とお茶しな〜い?的な?」「あ、今友人と待ち合わせしてるので無理です。」「何食べたいか教えてよ的な?」「食べたいものですか。うーん……富士山ですかね。」「しまったあr」 その先は言わせねぇよ?「あ、ごめんゆかりさんお待たせ。」「私は全然大丈夫です!それじゃあデート行きましょっか!じゃあそういうことなのでナンパするなら他の方をオススメします。由良ちゃん今日のデート楽しもうね!」「はい!」「今日のデートは私がなんでも買ってあげるからね!なんせお姉さんだからさ!」「いや、さすがに悪いよぉ……。私も一応それなりに稼いでるんだよ?だからゆかりママにだけ負担をかける訳にもいかないって!」「いや、今日は私が出すよ。そんなに気にするならそうだなぁ……デート終わりに記念になるものを贈り合いっこしない?あとまたこうやってデートに誘ってくれたらそれだけで私は嬉しいかな。」「あぁ〜もうゆかりママだーい好き!もう!こんなにお姉さんぶって可愛いんだからぁ!可愛すぎるよこのお姉さん!はっ!ま、まさか……私を口説こうとしてる!?」 「それもいいね、由良ちゃんのこと口説いちゃおっかなぁ〜♪」「そ、そんなやめてくださいよ!ほ、本気にしちゃうじゃないですか……。」「な、なんだこの可愛い生き物は……。」(あ、いけないいけない!今日はかっこよく由良ちゃんをエスコートするって決めたんだから!)「由良ちゃん、さっそくショッピングに行こっか!」「そうだね!」◇◇「ねぇゆかりママ、これとかどうかな?」「それ最っ高!めっちゃ可愛いじゃん!あ、これとかその服に合うんじゃない?」「なにそれめっちゃ可愛い!ちょっと試着してくるからちょっと待ってて!ふんふふんふふーん♪」「きゃわわわわわっ!由良ちゃんが……由良ちゃんが!ウッキウキで鼻歌まで歌ってるぅ!」(これはもう実質私のことを誘っているのでは?いやいやいや!由良ちゃんはまだ一歳!そんな意図はないし、意図があったとしても大人である私はきっちり断らなきゃいけない立場。覚悟を……決める必要がありそうだね。気を抜けば理性が負ける。一世一代の大勝負!ここで対応をミスったり理性が負けたりしたら私は由良ち

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